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腐蝕女子【R18】

第8章 風紀委員は……


藍、女の人の包丁を持って無い腕を背後手に捻り上げて、背後から膝を曲げて横にする。右手で包丁を振り回すが、藍の足に踏まれて、包丁を蹴飛ばされる


女の人
「あははははっ!死ね!死ね!あははっ!」


藍、自分のネクタイを外して、腕を縛り上げる



「110番やろ!龍太、早うせ!」


龍太、110番をして、学校名を伝える


藍、携帯を出して写真を撮り、智明に送る


藍の携帯が鳴る


プルルルル



「お早うさん!クスリでいってるな!捕まえたから報告や!大丈夫やまたな!」


ウゥーッ!ウゥーッ!パトカーが鳴りながら到着する


警察官
「容疑者はこの女の人か?」



「どう見てもそうやん!あんたからかってるんか?ほれ、引っ張って行き!後は警察の仕事やろ!」


警察官
「事情聴取を取るから同行を願おう!」



「事情聴取…面倒くさいやん!長いしイヤや!お腹が減るからイヤや!親父も呼ばれるからイヤや!」


校長
「七瀬さん、私が一緒に行きましょう!学校の校長だからね!引き取りは私でも構わないですか?学校での事件ですしね!」


警察官
「引き取りにはなりませんね!親族のみですね!」



「先に親父を今から呼ぶで!東京におるからな!」


藍、携帯を出して親父に電話する



「お早うさん!親父、堪忍や!犯人を捕まえて貰うたから…すまんが迎えに来てくれ!面倒くさいやんは一緒や!警察官に変わるわ!親父が警察官と話したいんやて」


警察官
「はい、お世話になります!そうですか…判りました。はい、はい、失礼します。」


警察官
「忙しいから…迎えに来れ無い…どうするか…他に身内は?」



「オカンはデブリン病や、爺さんはオカンの看病やから無理やな!事情聴取は勝手に書いてええよ!警察官が取り押さえた事にしたらええやん!そや、そうしな!あんたの手柄でええよ!話は終わりな!」


藍、龍太、省吾、健二、教室に戻る



「3人は何で笑って…助けないんや!(怒)」


龍太
「だって、余裕だったでしょう!(笑)」


健二
「本当、だってさ、藍を目掛けて走って行ったのに、別の場所で包丁を振り回すなんて…問題外でしょう!」



「冷たい仲間やね〜♪明日はお握りは無しやな!うちの分だけにするわ!」
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