第8章 風紀委員は……
智明
「藍に頼んでホテルにスーツを送って貰ったよ!」
輝の携帯が鳴る
プルルルル
輝
「俺だ!履歴書は偽装か…別の電話ね…写真は合ってる!写真を大至急送れ!警察にもだ、ああ…」
智明
「写真は本物以外は別人か…ヤルね!」
輝
「俺には心当たりが無いな…智明じゃないのか?昔の女とか?」
智明
「飲み屋の女とか?大学時代か?きちんと分かれてるよ!そう考えたら、アニキだなぁ〜♪やっぱり!」
輝
「…写真がメールで送られて来た!」
輝の携帯を2人で見る……??
輝
「知ってるか?」
智明
「全く知らない人だな!」
輝、智明……誰だ?この女は??
輝
「誰だ?……2人の知らない女…」
智明
「藍に何かあったら…写真を転送する…アニキ、携帯を貸して!」
智明、自分のアドレスに送り、藍のアドレスに写真を貼付して送信をする…
藍の携帯が鳴る
藍
「忙しいな!やかましい!なんや?メールか?なんか付いてる?写真やな…デカイな…」
藍、貼付されているメールを開ける
藍
「??誰や?…見た事あるやん…えっと……ゔ〜んっ、プッ〜ッ!屁えこいてもうたな…!!原田のショウケースに居た!黒の下着の女や!!たしか?金曜日か?土曜日?どったやったけ?…えっと、試験前日や!あっ、火曜日や!」
藍、智明にメール…面倒くさいな……電話や
プルルルル
藍
「貴方のアイドル♪藍ちゃんや!……冷たいやん…写真の女は原田のショウケースに居た女や!火曜日に会うたな!それぐらいやな…黒の下着の女や!あっ、それは判らんな…堪忍や!あははっ、バイバイキンや!」
智明
「藍か…良い子にしてないとアイドルにはなれないな…黒の下着の女はいらないな…どんな女だ?…ちゃんとお留守番してろよ!」
藍、智明、携帯を切る
智明
「原田のショウケースに居た女だそうだ…誘拐された時に見たらしい…それ以外は判らないようだな…」
輝
「原田の女か?ショウケースに居たぐらいなら、商品だろう……原田か……」
智明
「原田は生きてるよ……殺して無い…利用価値があるからな…」
智明、携帯を取り出し電話をする
智明
「あっ、上田です。原田ですが、至急に三軒茶屋に連れて来て欲しいのですが…まとも?ですか?…お願いします!」