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腐蝕女子【R18】

第8章 風紀委員は……


智明
「助かった〜!ハーッ疲れた!」



「うちは5階に戻るで!」


智明
「戻る事が無くなったでしょ〜♪」



「オカンが隣に居るだけでもイヤや!我が儘に巻き込まれる!そや!智明も5階に移動するばええやん!輝に帰って来たら行かんよって連絡入れとき!」


智明
「アニキ、藍のお母さんがアニキと結婚するって張り切ってるから、帰って来ちゃダメだよ!えっ!!今、玄関で会ってる!!そのまま、そっと…うちに来て!ダッシュだよ!!」


智明…そっ〜〜と、玄関を開けて覗き込む…急いで玄関を閉める


智明
「藍……アニキが捕まった!!」



「親父とオカンの事だから…ほっとき!うちは5階に戻るで!」


藍、5階に移動すると智明もついてくる



「……アカン、怒ったら具合が悪くなって来た!」


智明
「藍の荷物は?あっ、これだ!運んで置くからね♪藍は荷物を運んだら迎えに来るからね♪」


智明、藍の荷物を運んでしまう



「オカンが怪獣デブリンになっていた…あれは…酷過ぎる…オカンの原形が無いで…親父の気持ちも判るな!」


龍太
「そんなに変わったんだ…」


藍、ソファに横になる



「輝を助けんとな…」


智明が戻って来て、藍を抱き抱えて部屋に戻り、ベットに降ろして寝かせる


智明
「皆んなに可愛い格好を見せて…可愛い寝顔♪」


ピンポーン、ピンポーン


智明
「合言葉は」



「兄弟!開けてくれ!」


ガチャ!バタン!


智明、玄関を開けて、閉める


智明
「背後に…いる!!開けられない!アニキ、すまん!」



「助けてくれ〜〜っ!!」


廊下に引き摺る音が聞こえる


ズスッ、ズスッ、ズスッーッ!バタン!


智明
「アニキ、生きていたら会えるぜ!きっと!あれは、怪獣デブリンだ!恐ろしい!(笑)」


藍は…夢の中……


智明、藍を抱き締めて幸せな夢の中……


輝は……イビキが凄くて……眠れない



「怪獣どころじゃ無い……太過ぎる…重過ぎて…窒息死しそうだ…今のうちに……」


輝、這い蹲り、何とか抜け出す…


ピンポーン、ピンポーン


智明、起きて…玄関を開ける


智明
「アニキ?無事か?…入りなよ!」



「怪獣よりも恐ろしい……今世紀の大恐怖だ!」







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