第8章 風紀委員は……
智明
「藍…!助けて!」
智明、藍を抱き締める
藍
「うちは知らんよ!追い出せたんか?」
智明
「占領された!」
藍
「あちゃ〜!それはアカンやろ!戻って追い出せ!」
智明
「戻れないから…一緒に行って!怪獣がいるから…」
藍
「…面倒くさいやん!オカンはホテル代わりにするで!」
藍、智明と部屋に行くと……
母
「藍、電話に出ないで!駄目でしょう!」
藍
「……あの?どちらさん?うちのオカンやないな!声は似とるけど、別人やな!うちなオカンはこんなに……怪獣やない!妖怪だな!鏡で見せたる!」
藍、オカンの手を引いて、洗面所に行き鏡を見せる
母
「確かに、太り過ぎね!(笑)」
藍
「??太り過ぎ?どう見ても、ただの怪獣デブリンやん!家には親父は居ないから家に帰り!オカンの我が儘には付き合い切れんわ!痩せてから出直し!散々、遊んだ結果やろ!皆んなに迷惑掛けて恥ずかしく無いんか!」
母
「其処まで言わなくてもいいじゃ無い!(涙)」
藍
「オカンの嘘泣きはお見通しや!智明に部屋を返し!出ないと……親子の縁を切るで!親父についてく!」
母
「七瀬の家系は……」
藍
「今更、親父と別れても、七瀬会は親父が継いだからな!オカンに残るのは爺さんと家だけや!判ってるやろ!我が儘も、親父が居るからや!目を覚まして家に帰り!」
母
「お母さんは再婚します。白竜さんと!(照)」
藍
「輝に直接いいな!親父の前でも同じ事を言えよ!言わんかったら……」
母、携帯を出して
母
「お父さん?私です。別れて下さい!離婚届を郵送しますから、宜しくお願いします!」
藍
「馬鹿夫婦には付き合い切れんわ!智明には部屋を返してな!智明はオカンを追い出せ!」
母
「それでは、隣に行きますね♪智明さんご免なさいね♪」
智明
「いいえ、部屋を返して頂ければ……」
藍
「輝にも迷惑掛けるなよ!(怒)」
母
「お母さんの猛烈アタックでメロメロにさせちゃう❤︎」
藍
「その体形でアタックしたら…100Kg越えは輝が死ぬで!メロメロじゃなく、ヘロヘロになるで!帰り!(怒)」
母
「焼きもち?見てなさいよ♪」
藍
「勝手にし!うちも勝手にするからな!(怒)」
母は輝が帰るまで隣で待つ事になる