第8章 風紀委員は……
藍、学校に必要な物を纏めて、部屋着などを持ち5階に移動する
藍
「今日から宜しくや!うちはリビングでええな!ソファで寝るわ!全く、厄介者が来るとなると気分が優れん!」
龍太
「リビングは夏でも、風邪を引くからな……オレと一緒に寝る?」
健二
「それなら、オレとだろ!」
藍
「居候やからリビングでええよ!(笑)」
藍、冷蔵庫を開けて中身を確認する
藍
「牛乳が大量にあるな!ラッキーや!後は余り無いな!何時も3人で何を食べてるんや?」
省吾
「剛さんが夕方に来て、オカズと味噌汁を作ってくれるよ!飯は自分達で炊いてる!」
藍
「それなら、ええな!食いっぱぐれる事がないやん!最高やな!さて、うちは1番にお風呂に入って昼寝をするな…具合が悪くなる前に動かんと!」
藍、お風呂に入って、部屋着に着替えて出る
龍太、省吾、健二
……そんなに…足を出して、可愛い!やばいな!
藍
「おやすみ!」
藍、ソファで寝てしまう
龍太
「掛けるものを持って来る!」
龍太、藍に掛けてあげる
健二
「お母さんから逃げる程なのか?」
龍太
「藍より、自分勝手が酷いらしいよ!藍が昔から言ってるよ!だから旅行も親父を理由に勝手に行ったんだって!」
省吾
「そうには見えないけどな!」
健二
「まあ、オレ達がフォローすればいいだけだろ!」
龍太
「そうだな!」
3人はそれぞれに部屋に戻り、自分達の時間を過ごす。夕方になり
龍太
「風呂に入って来よう!」
龍太、風呂に入る
藍の携帯が鳴る
プルルルル、プルルルル
藍、目が覚めて、携帯の着歴を見て出ない
プルルルル、プルルルル
藍
「絶対に出んよ!」
携帯が鳴り止む
プルルルル、プルルルル
藍、着歴を見て
藍
「うちや!智明はオカンを構うな!部屋を占領されるで!知らないから泊める訳にはいかん言うて、ホテルに行かせな!タダで何日も泊まるで追い出せ!」
藍、携帯を切る
藍の携帯が鳴る
プルルルル、プルルルル
輝からだ
藍
「うちは今は5階におるで!オカンを追い出せ!頑張りな!気張りよ!うちは知らんよ!ほな!」
ピンポーン、ピンポーン
龍太
「はい、今開けます!」
ドタ、ドタ、ドタ、バン!