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腐蝕女子【R18】

第8章 風紀委員は……



「明日のジムの用意をして〜♪うちは〜♪パワーアップする〜♪今は暇やから〜♪勉強をする〜♪英語やね〜♪」


藍、ご機嫌で英語の勉強を始める……気が付けば、12時を回っていたので、藍は寝ようとする


プルルルル、プルルルル



「はい、うちです…ゔぇ〜つ!ホンマか?判ったから今から行くわ!現地でな!」


藍、急いで支度をしてマンションを出て、タクシーを拾い移動する


病院に到着すると剛が待っていた



「危ない状況です。今日が峠だそうです。親分を守り…自らを盾になり…とにかく、行って下さい!」


藍、急いでICUに駆け込む…



「智明は?……あれ?」


藍、ICUで固まる……輝も智明も居るやん?



「急いでどうした?」


智明
「凄い血相変えて…どうしたの?」



「剛が刺された…と連絡があり?その人は?誰や?」



「藍は勘違いして来たのか?剛の奴が勘違いして伝えたな!」


智明
「護衛が刺された!仁徳会の人達との話し合いしてたら、逆上した奴がやった!配置換えを嫌がってな!話は流れたな!」



「バカな奴らだ!大阪には居られないな!いや、居させないな!」



「……なんや…良かった!心配したで!今日が峠や言うから…ハア、疲れた!」



「あはっ、あははっ!心配損だな!」


輝、藍を抱き寄せ優しく抱き締める


智明
「ドサクサに紛れて、藍を抱き締めてる!(怒)」



「ふっ、智明も随分とやきもち焼きだな!(笑)」


智明
「藍だけだ!大きなお世話だ!(笑)」



「元気な姿を見たから先に帰るわ!(笑)」



「剛に送って貰えよ!」



「そうさせて貰うわ!後でな!(笑)」


藍、剛に車で送って貰う……


……車を走らせると途中で車2台に挟まれる



「ヤバイす!掴まっていてくださいね。突破します!」


剛、右、左に蛇行運転をする


「ガシャン、ドン、ドン!」



「剛、拳銃は無いんか?」



「無いっす!あったら使ってます!」


藍、前の助手席に移動する。足元の発煙筒を取り出す



「上手く行けよ〜♪」


藍、発煙筒に火をつけて、ウィンドウを開ける



「剛、車に近づいてや!」



「解りやした!」


藍、近づいた車を見る…隣の車のウィンドウが開く
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