第8章 風紀委員は……
自宅近くの駅に降りてラーメン屋に入りラーメンを2人前に餃子を食べて帰る。携帯のGPSを切り久しぶりの自分の部屋で寛ぐ、藍の携帯が鳴り響く
プルルルル、プルルルル
藍、風呂に入りに行く、シャワーを浴びて冷蔵庫に行き水を飲み部屋に戻り押入れに入る
藍の携帯が鳴り響く
プルルルル、プルルルル
煩いので、電源を切る
藍、やっぱり、押入れが1番や!落ち着くな〜♪煩わしいもんが何もない!パスポート申請の約束も破ったな…あっ、そうや!金をしまわんとアカンな!
押入れの天井を開けて閉める。ハイハイしながら突き当たりを登る……金庫にしまい込み、天窓から月を眺める。綺麗やな……月を眺めながら寝てしまう
朝……おサボり金曜日
藍、陽の光が強くて起きる。下に降りてハイハイしながら押入れに戻り寝る
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン
藍、煩いな!絶対に出んよ!
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピポピポピンポーン、ピンポーン
バリンッ!ガシャン!ドカドカ、バリッ、バリッ
藍、押入れの天井を開けて閉める……ハイハイして突き当たりを登り避難する。この場所を知ってる人は限られる。天窓から下の様子をそっと見るが見えない
「居るのは判ってる!出て来い!」
藍
「人ん家の窓を壊して偉そうに…絶対に出んよ!」
藍、陽当たりが良過ぎるが、寝る事にする……暑過ぎて凄い汗で目が覚める。下からは物音は聞こえない…天窓を開けて下の様子を見る。屋根から藍の顔が出るが、車はない…人の気配も無い……いや、居るな!天窓を閉める
藍
「うちはこのまま干からびて死ぬんやろうか?うちはこのまま腐って行くんか?投げやりになっとるのは判ってるんや!頭がついて来んよ……ドラエ○ン助けてな…」
藍、覚悟を決めて下に降りて行く、押入れに降りて天井を閉める…ソォーッと襖を開けると!!?
智明
「やっと出てきたな!バカ藍!」
藍
「汗が凄いから風呂に入りに来たんや!智明もしつこいな!」
藍、風呂に入りに行く、シャワー浴びて着替えて冷蔵庫に行き水を飲む
藍
「ヤバイな具合が悪い……」
居間で横になると智明が居間に来る
智明
「軽い脱水症か?アホ!」
智明、冷蔵庫から水を取り出し、藍を抱き起こして飲ませる