• テキストサイズ

腐蝕女子【R18】

第8章 風紀委員は……


智明、そのまま抱き上げて外に出て行く。天井窓から死角に車が停めてあり車に乗せられる



「ほっといてな…」独り言を言う


智明、藍の鞄に携帯、靴を取りに行き車に乗り込んで走らせる


智明
「バカ藍は帰ったらお仕置きだな!原田と一緒しやがって!同じにするな!(怒)」



「……。」


智明
「まだ、具合が悪いか?」


藍、目を瞑り話し出す



「同じ学校の子が自分を売ったんや…金欲しさに…無理矢理に犯されて、クスリ飲んで良がってた…。何見ても動じないと思ってたんや…けどな…」


智明
「藍が売った女将も同じだろう!何処がちがう?綺麗な人身売買なんかあるわけ無いだろ!切り刻むか、生きているかだろ…」



「頭と心がついて行かん…甘い考えが消化出来んのや……アカンな…」


智明
「寝とけ……着いたら起こしてやるから、なっ」


藍、目を瞑ったままでいる


智明は静かに車を走らせて大阪に戻る。途中サービスエリアに立ち寄り、寝ている藍の首にネックレスをつけて車を走らる


藍、目を瞑ったまま寝てしまい、目を覚ます



「智明、すまんな…御免なさいや…」


智明
「藍の貸しはチャラだな!(笑) 遠くまで迎えに行ったんだからな!」



「そうやね!(笑)」


智明
「手がかかりますね〜♪赤ちゃんは(笑)」



「もう、バブちゃんでええよ…楽だわ!(笑)」


智明
「高速降りるから直ぐだぞ!」


高速を降りて車を走らせてマンションの駐車場に入って行き車を停めて降りて部屋に戻る


智明
「龍太達にも謝っとけよ!全く往復の運転で疲れたから風呂に入って寝るから!」



「おおきにな!」


藍、龍太達の部屋に行き鍵を開けて入り、リビングに行くと3人が居た



「ただいま!皆んなすまんかった!」


龍太、藍を抱き締める


龍太
「一人じゃない!オレ達が居るからな!」


健二、龍太の前から藍を抱き締める


健二
「そうだぞ!頼りないけど、頼れよ!(笑)」



「ありがとな!(涙)」


省吾、横から藍を抱き締める。モミモミ



「省吾はどさくさに紛れて、胸を揉むな!(怒)」


ドカッ!ゲシッ!


省吾
「ゔっ〜愛情表現じゃん!(涙)」


4人で笑う



「皆んな大好きや!(笑) 」
/ 508ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp