第8章 風紀委員は……
藍、ソファで寝てしまう
智明が支度をしてリビングに入る
智明
「あれ、また寝てる。良く寝るな…時間がまだ少しあるしな、寝かせて置くか!」
ピンポーン
智明、玄関を開ける
智明
「アニキ、早いね!入って!」
輝
「七瀬さんも来るからな、待たすのもなんだからな!藍は?どうしてる?」
智明
「お嬢様は寝てるよ!ソファにもたれてね!(笑)」
2人でリビングに移動する
輝
「陽の光が暖かいからな!しかし、安心した顔で寝るな!それよりお前は大丈夫そうだな!」
智明
「オレは大丈夫!仁徳会が動き出した!藍の事もあるから加藤さんに頼んだ、今は様子見の段階…アニキの秘書もマークさせた!」
輝
「秘書は大丈夫だろ!別れても仕事は別だ!第一別の男と交際してるからな。女の身の振りは早いよ!(笑)」
智明
「そうとは限らないからね〜白黒付けるまでは監視は続けるよ!」
藍、話し声が聞こえて起きる。目を擦り
藍
「輝やん!お帰りなさい!(喜)」
藍、走って輝に飛び付く
輝
「熱烈な歓迎振りだな!(笑)」
輝、藍を抱き寄せて頭を撫でる
藍
「久しぶりやな!」
輝
「少し、背が伸びたな!可愛らしのは相変わらずだな!(笑)」
ピンポーン
智明、インターホン越しに
智明
「お待ちしてました!どうぞ!」
輝
「来たようだな!」
藍、キッチンに行きコーヒー豆をセットしてコーヒーを淹れる
ピンポーン
智明、玄関に向かえに行く
藍、コーヒーをカップに注いで、テーブルに運ぶ
親父
「偉い近いな!東京から直ぐやで、駅からも近いしええ場所や!藍はまた、偉いペッピンさんになって来たな!」
藍、親父から逃げていく
親父、藍を捕まえて、藍の唇にチュとキスをする
藍
「お年頃や!チュは無しや!アメリカやないで!(怒)」
親父
「猫の愛はチュすると喜ぶで!」
藍
「うちは猫やない!あれ?鶴が居ないやん?」
親父
「お母さんにも何かあると困るから鶴を行かせたんや!」
藍
「そうか…会えるかと思うたんやけどな!」
4人でテーブルに座りながらコーヒーを飲む
親父
「東京にも仁徳会がきよったで!大した事は無いがな!こっちも動きがあったんやろ!智明は大丈夫そうやな!」