• テキストサイズ

腐蝕女子【R18】

第8章 風紀委員は……


明日の時間が決まり、マンションに着きエレベーターで皆んなと別れる


藍、部屋に入って着替えて制服をクリーニングに出して買い物に行く


スーパーのカゴに野菜や果物、肉を入れて行き冷凍食品で立ち止り、パスタやグラタンを入れて行き会計して帰る


藍、智明が帰って来たら食費をせびらんとな!


食材を冷蔵庫にしまって行くと智明がリビングに入って来た


智明
「ただいま!早く帰って来ちゃった♪連日、遅かったからお嬢様のご機嫌を取ろうと思ってね〜♪」



「別に気にせんでええで!それよりも食費をくれ!うちがビンボーになるで!」


智明
「着替えてからシャワー浴びて来るから待って!」



「ハイハイ!行ってらっしゃい!」


藍、冷凍食品を温める。パスタはナポリタンにたらこスパゲッティにグラタン、たこ焼きをお皿屋に盛りテーブルに並べて行く。見た目は作った様に見える


智明、風呂から出て来て


智明
「美味そうだけど、冷凍だな!(笑)」



「冷凍食品も美味いで!智明を思うて温めたんや!(笑)」


智明、冷蔵庫からビールと水、氷を出して焼酎をテーブルに運ぶ


藍、グラス、取り皿、フォークを用意してテーブルに座る


智明グラスにビールを注ぐ


藍、智明
「頂きます!」


智明
「鶴さんが出て来るよ!藍の親父と鶴さんが日曜日にこっちに来る!」



「親父と鶴が?何しに来るんや?」


智明
「鶴さん、藍の事を引き取りたいんじゃないか?」



「引き取りって?結婚か?うちは何処にも行かへんよ!」


智明
「まあ、藍らしいな!(笑)」



「聞きたいんやろ!鶴の事を…大人は残酷やな!ええで、教えたる!」


藍、ビールを一気に飲み干す



「8年前に親父が抗争になったんや!東京のシマを巡ってな、矛先は東京だけじゃ無く実家もターゲットや!身内から裏切りが出よったんや!」


藍、ビールを注ぎ、飲み干す



「危ないから車に乗る様に言われて、乗ろうとした時に婆さんがうちの腕を引いて男から守ったんや、婆さんはうちを庇いながら男にドスを刺されたんや…滅多刺しや……婆さん、前に向いて歩け…胸を張って歩け言いよって死んだんや!鶴が駆け寄り運転手と婆さん刺した男を殺したんや!」


藍、ビールを注ぎ飲み干す



/ 508ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp