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冷めたミントティー

第3章 すくーるらいふ2 NO




だってそこにはあの人がいたから。

俺がずっと見ていた人、大野先輩がにこにこしながら俺の後ろに立っていた。

声なんか聞いたこと無かったからわかんなかった。


「うらわざなんてあんだ?」

俺、今大野先輩と話してる。

「...はい、てか、なんで?」

俺はなんで大野先輩がここにいるのか疑問に思った。

「オイラパンすきなの」

そこじゃねーよ。と、思わず心の中でつっこむ。

「...裏技教えましょうか?」

心とは裏腹で口から出た言葉。


「ううん、それちょっとちょーだい」

大野先輩から言われたのは俺の食べかけのメロンパンを食わしてってこと。

「え、あ、どうぞ」

メロンパンを差し出すと、にこにこしながら受け取る大野先輩。

「あんがと~いただきまあす」







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