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サンジのおやつ

第2章 1時


『パパ……』

「しん、痛かっただろうに……
大丈夫か―――」

近づいて目の前で止まったであろうパパが、

「なんじゃこりゃぁぁぁ!!」

本日2度目の大声に再び驚いて体を震わせる。

……だから、痛いって。

「どぉしたんだよ、おっさ―――」

「可愛いじゃないかぁ!!」

ギュッと強い力で抱きしめられ、全身の骨が軋む。

『痛い痛い痛い』

あまりの痛さに再び意識を失った。

「もぉ誰も触んじゃねぇ!!」

怒ったチョッパーの声が遠くで聞こえていた。
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