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サンジのおやつ

第2章 1時



「レディーにそんな物騒なもん向けてんじゃねぇよ!」

甘く苦い香りが鼻をかすめる。

次の瞬間には、

「ぶへっ!!」

目の前の男が視界から消えた。

……えっ?!

驚いて声のした方を向くと、

真っ黒のスーツを着た金髪の男が

タバコをくわえて立っていた。

「大丈夫かい?………レ…ディ…?…」

吐き出した煙が空へと上がり、

視線が降りて私と目が合った男は言葉を詰まらせた。

「サンジくん!大丈夫だった??」

その男の後方からナイスバディの女が、

さっき助けた女の子を連れて駆け寄ってくる。

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