第24章 オモイ
「ちっ!!バカ女が。」
「ひいっ!!」
「お前の力で、俺とこいつの意識を接触させることはできないのか?」
「そんなことやった事がない故…」
「じゃあやれ。」
「そんな無茶苦茶な!!」
「やれ。」
「うぬ!!」
自分でも悪いと自覚する目つきで睨めば、黒鉄は慌てたようにトウカの頭と、自分の額をくっつけた。
それを、とりあえず見守っていると不意にドアがノックされる。
「俺だ。」
「あぁペンギンか。なんだ?」
返事をすればドアが空いてペンギンが入ってくる。
「次の島のことなんだが…」
手に持った地図を広げようと、そう言いかけたところでペンギンの手が止まった。
視線はまっすぐにトウカに向いている。
「…いつの間に猫を飼い始めたんだ?」
手を止めて、ベットへと足を向ける。