第23章 バカオンナ
人の男だとしてもかなりふざけているのに、こんなのが神…?
俺の考えがわかったのか、さらに肩身が狭そうに身を縮めた。
そろそろクルーが帰ってくる。
この状況をどうするべきか悩んでいると、
「トラファルガー殿!!」
勢いおく夏の神を名乗る男が顔をあげた。
「今回の事をトウカは悔やんでいる!!こんなはずではなかったのだ!!もっと、平穏に終わらそうと思ったのだ!!」
「…」
「だがトウカは動転していた!!この状況をどうにかしなければと言う思いしかなく…それ故にこのような事態を起こしてしまったが、こんな事をする気はなかったのだ!!」
まるで泣きそうにそう言われて、少し面食らう。
か細い声以外も出るのか。
今はそんなこと考えてる場合では無いのだが、そんなことを思ってしまう。
俺が現実逃避か。
自嘲気味に笑うと、それを見ていた夏の神は自分が笑われていると思ったのか目に見えて落ち込んだ。