• テキストサイズ

好きって言葉は特別な言葉

第2章 最悪な告白


「あ、あの…話って何かな…」

「スキだ」

「え?」

「もう返事は決まっているはずさ」

「…ハイ?」

聞き間違いだ。

でなければドッキリ企画か何かだ。

それまでまともに話したこともなかったのにいきなり告白とか

斜めあげすぎる。

身構える私に、高橋陸は真面目な表情で「彼氏彼女になろう!」と迫ってきた。

「だって、待って、なんで?付き合うとか…」

「スキだ」

「あ、あのねぇ…だから!ちょっと話を聞いてバカーーーーーーー!」
/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp