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赤い月…~F.T~

第1章 赤い月…


北「YOUたち、もしかしたら
もしかしちゃうんじゃないのー?w」



藤「うぜぇーよw」



麻「でも、本当にありえるかも♪
今までの咲希なら、私以外の人に
甘えるなんてありえなかったし。
ましてや今日、初対面だよ?」



北「俺らのこと知らなかったし?w」



麻「それが逆に良かったのかも♪」



そんなことを話していると
トロンとした目を擦りながら
咲希ちゃんが起きてきた




麻「あ、咲希、目覚めた?」


北「俺ら、うるさかった?」




何も言わず俺の横にちょこんと座る




藤「ん?どした?」



麻衣ちゃんの横ではなく
俺の横に座ってくれたとゆう
嬉しさで、ニヤけそうになるのを
なんとか押さえて、咲希の顔を
覗きこみながら優しく声をかける



咲「なんか、嫌な夢見た…
のども、乾いちゃったし…」



顔を伏せたままポツリと呟く



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