
第3章 青葉城西バレーボール部

時は流れ流れて次の日の放課後。。
…まぁ私的に嫌なことはたくさんあったが、たぶん常人の人達にすれば別に気にすることはないだろうということばかりだと思うので、割愛する。
……………さて。
「バレー部……」
バレー部勧誘の紙を見ながら訪れた「第3体育館」。体育館の数からスポーツに相当力を入れていることがわかる。
体育館の中からは体育館の床を走るシューズの音、掛け声、そして床に突き刺さるようなスパイクの鈍い音。
私は小学校までしかバレーはほとんどやってないので、スパイクやシューズの音はほとんど縁がなかった。というか小学生がスパイク打ったら怖いものだが…。バレー用語ならまぁ大体わかる。少し興味もあったから。。
ドンっ
「うわっ!?………ってうわぁあああ貞子!!!」
「じゃないです。」
全力で上を見上げるとそこには、入学した朝見かけたあの男子だった。
特徴的な髪型。明らかに裏がありそうな笑顔。はっきり頭に残ってる。
…とは言ってもまた貞子って言われた。みんな貞子好きなんだね。。
「えっ………あ、ほんとだ。赤い貞子かと思った…」
「…赤い貞子、なんていない……………」
そう私が言うと「確かにねっ」と笑う。やっぱり絶対裏側がある。この人だけは敵にまわしたくないな…。
「あっ、そうだそういえばさ、一年だよね?こんなとこに何しに……… ハッ!もしや及川さんの噂を聞きつけて」
「違いますって…………貴方を知ったのは、つい、最近です…。あとなんでこんな遅い時間に、部活…?」
目を逸らしつつそういう。
「あはは〜、今日日直だったしそれにそのあと女の子たちに掴まっちゃってー…」
あ、女の人たちに人気あるんだ。。
すると…
「おーい何やってんだ及川〜彼女か〜?」
ビクッと体が反射的に揺れる。他人の声だ。嫌だ、極力他人とは関わりたくない。
「違うよマッキー、自分が彼女できないからってそんなこと言わないのっ!」
「岩泉〜」
「なっ卑怯だよマッキー!!」
…私を挟んで攻防戦(?)を始める。やっぱり部活見学なんて来なきゃ良かった。
私が困っているとさっきマッキー…って言われてた人が呼んだ岩泉って人が来た。その人は及川さんにぼげーって言ってた人だった。
すると、すぐ私と目が合う。…と、及川さんとマッキー…?さんに冷静に言った。
「おいお前ら……誰挟んで言い合ってっと思ってんだ?」
