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青城マネちゃんはプリンセッターの双子の妹でした。

第10章 前日と当日


「よおおおおおかあああああああげえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」
「……夜影、合図したらしゃがんで。あとおれの前に来て。」
もう慣れたのだろう。研磨が冷静に指示する。言われたとおりお兄ちゃんの前にくる。
クロはもうすぐそこまで来てる。
「………はい」
そう合図されてしゃがむ。…と、研磨に後ろから抱えられる。研磨を挟んで後ろからズザアアアと痛そうな音が聞こえる。
「………不潔」
「誰が不潔だ!!夜影久しぶりだな!!!!!」
研磨がジトッとした目で言うもクロはあっさり受け流し、私のほうを向いてニカッと笑う。身長こそ最後あった時より何十センチも伸びてるがほとんど変わってなかった。
「相変わらずだね……久しぶり」
「夜影も相変わらずだな!!」
「いや、髪の毛……」
「おいっ!!!!!!!!!」
一見嫌そうな顔をするクロだがなんとなく嬉しそうだった。
するとクロの後ろから岩泉さんと同じような殺気。
「おら黒尾ォォォ!!!!!!!!主将だろうがしっかりしやがれ!!!!」
「イッダァァァ!!!!!??」
後ろから飛び蹴りをくらうクロを見てまた研磨と揃ってビクッと肩を震わしてしまう。
…主将って全員こんななのだろうか。及川さんと同じような叫び声をあげるクロ。
「ったく…ごめんな、驚かしちゃったな」
あ、そんなに怖そうな人じゃない…。けど目は合わせられない。
できるだけ目を合わせようとしながら応える。
「いえ……大丈夫、です。今日は、その…よろしくお願いします。」
「おうっ!いつだか研磨から聞いたけど、ホントそっくりなのな。双子ってことは二年だよな??」
「…えっ、い(「じゃあ夜影いこ。」 わっ、ちょっと研磨引っ張んないで…」
答えようとしたのに研磨に回収される。どうしたのだろう。
もういっそのこと正直言っちゃえばいいって思ったんだけど…。

その後ろでは…
「? 研磨のやついきなりどうしたんだ?」 「あー…」

「ちょっといろいろあるから、夜影には。あとで話すわ。」



数分後、ついに音駒対青城の練習試合が始まる…
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