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青城マネちゃんはプリンセッターの双子の妹でした。

第7章 放課後


「ふぁああ〜…あ、」
ようやっと一限目が終わった…というような感じだ。なんせあんだけ動いたあとに座って授業だ。しかも社会。一番眠くなる教科だ。
「よし。じゃあ終わりにするぞ。気をつけ!礼!」
「「ありがとうございましたー…」」
いつもより声の大きさがない。やっぱりみんな眠いんだ…。。
「はぁ〜…、 ……あ、そだ。」
「岩ちゃんどしたの〜??」
一つ前の席に座る岩ちゃんに答える。俺の方を向く岩ちゃんの顔は疑問を持っている顔だ。
「なんか…… 孤爪の出身の無神川中って女バレがめちゃくちゃ強かったとこじゃなかったっけか」
「あーそっか。夜影ちゃんバレーの慣れ早かったもんね、もしかしたら中学の時やってたんじゃない?」
確かに夜影ちゃんの慣れの早さは異常といっても過言ではないほどだった。テーピングの巻き方、包帯での固定の仕方、そういう医務的な仕事の慣れも含めてだ。
「まぁそれもありえるかもだけどよ」
岩ちゃんの顔にはやはり疑問が残っている。
「その女バレ… 仲間割れだかどうかしんねーけど、県大会決勝で負けて、
その場で部活崩壊したんだとさ。」
「ふーん… ……




……………………って、は?」
「おーい、今日の日直誰だー?」
「あ〜ごめんごめん!すぐに消すよ!」
クラスメイトに黒板をまだ消してないことを指摘され、即座に向かう。そうだ、今日俺日直だったっけ…。
黒板を消しながら思う。じゃあ夜影ちゃんはなんで嘘をつく?バレーを最近はやってないだなんて…まぁ最近は本当にやってないと思うのだが。というか無神川はすごい強豪だったような気がする。だったらその前…相当練習したのだろうか。だったらなんでここで女バレに入らない?もしかしたら…

「…… バレーを嫌いになっちゃった?」
「おい。」
「げぇっ!」
「げぇってなんだバレー馬鹿!お前は強制的に文化系委員会配属でいいのか?」
「いいえいやですちょっと待ってください!!!」
考え込みすぎて全然消してない。大急ぎで黒板の汚れと自分にもできた疑問を消した。


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