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-only one-~T.Y~
第1章 -only one-
『いや、でも…
それってプレゼントに買ったんですよね。
俺が着ちゃったら…』
「あ、それなら大丈夫です。
まだお誕生日は先だし、また
買いに行けばいいですから。」
『それじゃあ、
洋服代だけでも払います。』
「え?いいです。お金なんて…
本当に大丈夫です。それより、
早く入って暖まってきて下さい。
仕事上、風邪なんかひいちゃったら
大変ですから。
着替えはあとで置いておきます。」
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