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黒鈴【東京喰種】

第1章 黒い天使


「鍵はどこです?」
「すみません、開けますぅ…」

いつの間にかマンションの私の住む部屋の前まで来ていた。
鈴屋先輩がずっと肩を貸してくれてたんだなぁ…。

私はポッケから鍵を取り出して、
玄関の鍵を開ける

「ベッドまでおくりますから…
その後すぐに寝るんですよ」
「ありがと…ございます」


その後私はベッドに寝かされた
頭がふわふわだあ…

「今日は楽しかったです
ありがとでした。」
「はぁい…」

まだ帰って欲しくない。
もっとずっと一緒にいたい。

そう考えていたらいつの間にか
帰ろうとしている鈴屋先輩に抱きついていた

「帰らないで…」
「え?」

鈴屋先輩は首を傾げてる。
抱きついてから分かったけど、
見た目は細くても
やっぱり男の人の体つきをしていた。

「このか、僕だって男なんですよ?
そうやって抱きつかれると
…なんと言うか困ります」

「鈴屋先輩、寂しい?苦しい?」

「どういうことですか?」
「私は鈴屋先輩が悲しそうな顔をしてると私まで悲しくなります…」

酔ってる勢いで何でも言ってしまう…
もうどうにでもなれ。

「鈴屋先輩の役に立ちたい
鈴屋先輩が寂しい思いをしないように。いつでも貴方の心に寄り添いたい」

「このか…」

「私を見てくれなくてもいい。
貴方の心が満たされるなら」

心臓の音が早くなる
きっと鈴屋先輩にも伝わってる…
鈴屋先輩もドキドキしてるの…?
貴方の体が熱い。

いきなり顔を近づけられたと思ったら、
鈴屋先輩と私の口がくっついた。
と同時に先輩の舌が口の中に入ってくる

「んぁ…っせんぱ…いっ」

水音が静かな部屋に響き渡る

「もう…我慢できません。
このかを抱いてもいいですか」
「我慢なんていりません…抱いてください」
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