• テキストサイズ

黄鈴【東京喰種】

第3章 すこしちがう。


次の日の朝。

会議室に入るのに少し戸惑ってしまう
皆に鈴屋くんと付き合ってる事を報告すべき?

う~~~ん……

「おはようゆりこ」
「あっ…!亜門しゃんおはようございますっ!」

かっ!噛んだ…!!
恥ずかしい…。

「何してるんだ?」
「いえっ!別に何も!」

あわてて会議室のドアを開ける
そこには既に仕事をしてるアキラちゃんがいた。

「アキラちゃん!おはよう!
昨日はごめんなさい…!」

アキラちゃんは作業の手を止めて
「おはようゆりこ。
元気そうで何よりだ。」

「えへへ、ありがとう!」
「で、後ろのソレはどうした?」


ソレ?

後ろを振り向くと、
いきなりの鈴屋くんのどアップ。

「ひゃわっ!?!?」

「おはざいます~!」

鈴屋くんは皆に挨拶してるけど
私のほっぺをつついてる。

いつもこんなことしないのに!!

「什造おはよう。
今日はやけにゆりこと仲がいいんだな?」

ぎくり。

「そりゃそうですよ~!亜門サン。
だって僕とゆりこは…

もごっ!」

私は慌てて鈴屋くんの口をおさえる。
そんないきなりバラすなんて
恥ずかしいよ鈴屋くん!!!

「…付き合ってるのか?」

ぎくぎくっ。

「あ…、アキラちゃん…?」
/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp