• テキストサイズ

クルイプロジェクト

第2章 日常


☆★☆

あれから3時間後。

「ユアー…おーい、ユアー」
「…」
「全く反応がないな。」

アオイさんがひらひらと手を振っても、声をかけてみても、ユアは反応しない。本来の閉店時間の6時とっくに過ぎて、8時になろうとしていた。

「…」
「はいっそこ終了!」
「えっ…あ……、すみません!」

本を取られて涙目になったユアは、今の時間に気がついた。慌てて片付けを始めようとするが、何もない。

「大丈夫だ。」
「もう終わってるよ、ユア。」
「いつもだけど、本にすごい集中するよねー。」

カフェを出た。学寮に帰るのだ。

「また明日な。」

アオイさんがぽんぽん、と肩を叩いて言ってくれた。明日も開けるつもりらしい。ユアは、ぺこっと頭を下げて、彩たちと一緒に帰っていった。
/ 6ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp