第3章 彼氏に彼女ができたようです。
最近の私の彼、ハルの様子が少しオカシイ。
連絡してもすぐ返ってくるはずの返事が遅いし、絶対家に居る時間帯なのに電話出るの遅かったり。
デートの待ち合わせのとき、いつも先に来てるのはいつも通りだけど今までスマホ見ながら待ってるってことなかったのに。
デート中もちょっと席を外してから戻ってくるとスマホを眺めて何やら嬉しそうににやにやしてる。
付き合って結構時間はたったと思う。
ハル、私のこと、飽きちゃったのかな。
今日のデートも上の空。折角私が見つけたオシャレなカフェ、楽しんでないみたい。
目の前にある珈琲に手もつけずにぼーっと窓から外を眺めてる。
いつも行き先を決めるのは私。何処に行きたいか聞いても何処でもいいとしか言わないし。何をしたいか聞いても 私に判断を委ねる。
私は外が好きなので映画だったり、買い物だったり、そういうのばっか選んでる。本当はハルがインドア派なこと知ってるけど、付き合ってくれてるから甘えてる。
その所為なのかな。
もう、私に飽きちゃったんだろうな。だって、外しか見てないんだもん。
私は、ハルのこと、飽きてない。結構、好きだ。いや、かなり。
付き合いはじめとは比較にならないくらい好きが大きい。毎日毎日好きだなと思ってたら想いが成長したみたい。
今が今までで一番好き。
好きだけど、別れなきゃいけない時もあるんだろうな。
私は、勇気を振り絞った。