第1章 ハロウィン!
<キドside>
「なんでもないよー!
それにしても、キドの料理ってとってもおいしいよねー。」
なんだいきなり…//
ちょっと混乱していると、
なんとなくだが、ユアが考えていることがわかった。
「…なんかすごいこと考えてるだろ!?」
「ん?何が?」
「…ツンデレとか思ってるだろ?」
「え?キドはどう見てもツンデレだよー。
ねーカノー……って連れ去られてたんだっけ。」
カノが連れ去られた?
ま、どうせくだらないことだろうが。
「どうした?」
「ううん。ただ、カノに振れないと、
ちょっとさびしいなぁーって思ってねー。」
ーがちゃ
カノが戻ってきた。
シンタローも一緒だ。
そしていきなり、ユアがカノに質問を投げかける。
「ねぇ、カノ!キドはツンデレだよねぇー?」
「は!?い、いきなり何!?」
当然驚くよな…ってん?
なんか…いつもと違うような…。
顔がまず真っ赤だ。
……。………。…………。
あ、なんかわかったぞ。
「カノ、熱あるのー?」
「なななななないよ!?大丈夫だから!」
ユアが一歩でも近づけば、同じ分だけ引く。
もうこれは確定だ。というか重症だな。
「…ならいいんだけど。」
しょぼん…といった様子で、ユアが戻っていく。
あいつは馬鹿か。いや、馬鹿か。馬鹿野だしな。
「はぁ…」
思わずため息をついてしまった。