第4章 キサラギちゃんバースデー!
「いってきますね、団長さん。」
「おう。あまり遅くなるんじゃないぞ。」
「行ってくるね~、キド」
「一生帰ってくんな。」
「なんかみんなひどくない!?」
キドの返し方もいつも通り。
うーん、少しは距離が縮まった気がするんだけどなぁ…。
(詳しく知りたい人はキドさんースデー!!を
見てねーby黒月ユラ)
「さて。じゃあ、始めるか。」
「そうっすね。」
今日はセトもバイトを休んで手伝うことになっている。
キドとボクは料理担当。
セトとシンタロー、そしてヒビヤくんは飾り付け担当だ。
コノハは、荷物仕事担当だ。
たとえば机とか動かすときとかね。
「ふふふー…ちょっと料理ってやってみたかったんだよねー」
「ユア、これを混ぜてくれ。」
「はーい。」
キドは手際よくあれこれと動き回っている。
ボクも頑張んなきゃなー。
「きゃっ!」
「ユア…やっぱり料理はいいから
デザートでも作っててくれないか?」
「え?いいけど…」
キドがボクの手からボールを取って、呆れたように言う。
いや、確かにちょっとこぼしたりしたけど。
「ちょっとじゃないだろ、これは…。
なんでお菓子作りはうまいのに料理はだめなんだ。」
「なんかやりにくいというかー」
そう言いながら、別のボールを手に取る。
まぁ、デザートって大事だし?