第3章 遅くなりました キドさんバースデー!!
「ユアはここ知ってるんじゃないのか?」
「ううん、なんとなく知ってそうな感じだったんだけど、
全然知らなかった。
エネちゃんにそれっぽいところ探してもらったんだー。」
「だから、帰り道が分からない、と。」
『違いますよ。一応道順は教えたんです。
でも、あまりにもユアさんが方向音痴すぎるから
ナビを使いました。』
「ボクは方向に関しては鋭い方だし!」
「どこの誰だったかなー。
昨日アヤ姉と迷子になってたのは?」
「うっ…」
「やっぱりか。道理で遅いと思ったんだ。」
わいわいと言い合いながら帰った。
そして、アジトにつく。
「じゃ、入るよー。」
「?」
キドがなんでそんなことを言うんだというように
ユアを見る。
ユアはそんなキドを見てにやりと笑った。
「キドが先に入ってよ。」
「なんでだ?」
「いいじゃん、もう動くのめんどくさいんだよね。」
「は?」
キドがドアを開けて。