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カゲプロ 短編(?)集

第3章 遅くなりました キドさんバースデー!!


「ほら、もう出口だから。…エネちゃん、ほんと止めてよ…」
「ホントか!?」
「やった!」
『いいじゃないですか。
今ならキドさんとユアさん、選べますよ。』

目を輝かせて出口へと走っていく。
目が赤いけど大丈夫かな…。
拘束から解放されてほっとしていると、
後ろから複数の足音がした。
嫌な予感がして、振り向かないことにする。

『ね、猫目さん…後ろ……!』
「その手にはひっかからないよ。」

エネちゃんが言うならウソかな。
そう思って振り返った。

「…キド、ユア、後ろ……!」
「何してるんだ、カ」
「ん?何どうしたの、キ」

ぴしり、と2人が同時に固まる。
そう、後ろにこんなにいたのかというぐらいの
人数のゾンビが
よろよろと追いかけてきていた。
キドがばっと前を向き、走り出した。
しかし、ユアは動く気配がない。

「……。」
「ユア!何してるの逃げるよ!」

声をかけて手を掴むが、ぐらりとそのまま体が傾いていく。
慌てて支えるが、ユアは相変わらずの表情で固まっていた。
後ろを確認すると、スピードが遅かったはずの
ゾンビ集団がだんだん速度を上げている。

『ダメです、猫目さん!ユアさん気を失ってます!』
「なんでこういう時に気を失うのかな!?」

とりあえず、逃げた。
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