第3章 遅くなりました キドさんバースデー!!
「ははっ。
じゃ、なんかピンチにでもなったら助けるからさ。
頑張ってよ、団長のナイトさん。」
「ユアの方が強いんだからやればいいのに。」
「めんどくさいじゃん?動くのって。」
カノをマネして言ってみる。
キドがくっくと笑っているがカノは少し不満そうだ。
「…なんか悪意を感じるんだけど。」
「いいじゃないか。似てたぞ。」
「悪意?なにそれおいしいの?」
「棒読みだけどー」
今度はカノが諦めたようなため息をつく。
男たちがやっと回復したのか、一斉に飛びかかっていった。
っていうか、ほんとに5対だよ(笑)
そんなにびびるならナンパなんてしなきゃいいのに。
「弱いなぁ。」
軽々とよけるカノが、馬鹿にしたように笑う。
単細胞の男たちの怒りが、頂点に達した。
「この…!」
「くそガキのくせに!」
さっきまでの余裕はなくなり、カノを取り囲んだ。
にやにやとした笑みでカノは周りを見ている。
先に動いたのは男たちの方。
一斉に飛びかかっていく、が。