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カゲプロ 短編(?)集

第3章 遅くなりました キドさんバースデー!!


『目に浮く』
「キド、おまたせー」
「なんだこいつ?」
「カノ!?お前、なんでここに…
というかユアはどこ行った!?」
「まぁまぁいいじゃん、そんなこと。
ユアはなんか用事があるって。
それより、この人たち何?」

目で話声を聞く。
いつもと変わらない声でキドに話しかけるカノは、
男たちにはあまり脅威とは映らなかったようだ。
まぁ、カノってはっきり言えば弱そうだし。
キドはカノの姿を認めたことで落ち着いたのか、
今まで話しかけてきた男たちをガン無視して、
カノに事情を説明しだした。

「…というわけなんだ。」
「ふーん…。つまり、キドを連れて行こうとしてるわけだ?」
「ま、そういうことになるな。」
「お前がその子の待っていたやつか?」

にやにやとカノに話しかける男その1。
周りは関わりたくない、というように離れていく。
どうやら日常茶飯事、いつものことらしい。
今まで何人に同じことをしてきたのか。

「キド、下がってて。」
「え、だが…」
「大丈夫だから。」
「そうか。」

キドが少し後ろに下がる。いいね。なんかアニメみたい!
こんなのをカノたちにやってもらえるとか、最高だね!
その点だけはあの単細胞たちもほめてあげよう。

「そうだな…君ら、僕に勝てたら、
いや5人一斉にかかってきて、
1人でも僕を倒せたら、キドを連れて行ってもいいよ。」
「こいつ…!なめやがって!」
「まぁ、負けた時は…わかってるよね?」

男たちが殺気立つ。
はい、ナンパ集団の死亡フラグ立ちましたー。
っていうかカノ怖いんですけどー。
にこにこと言うカノ。もちろん目を使ってるんだろう。

「ユア、聞いてるんでしょ。」
「ばれたか。」

風を操って、カノとキドのところに声を返す。
キドが、呆れたような声で言った。

「何してるんだお前は?こいつらもお前の知り合いか?」
「まさか。こんなダサいや奴ら、
ボクの知り合いにいるわけないでしょ。」

意図的に男たちの方にも声を流す。
突然聞こえてきた声に驚き、内容に怒りを覚えたようだ。
キドがため息をつく。カノが呆れたような笑みを浮かべた。

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