第3章 遅くなりました キドさんバースデー!!
<ユアside>
「…ん?」
カノをつれてキドのところに戻ると、
キドが5人の男に話しかけられていた。
あんまりモテなさそうなタイプ。
っていうか…ナンパ?
「いいじゃん、俺らと行こうよ。」
「こ、困る!俺は人を待っているんだ!」
「ずっと来てないじゃん。」
初めて見たなぁ、あれ。
困ってるキドには申し訳ないけど、ちょっと面白い。
これがもしカノだったら、
キドは容赦なく蹴り飛ばすかねじ伏せたはずだ。
しかし、知らない人ということなのか、
ワンピースという慣れない格好のせいなのか。
こ・れ・は!
「はい出たカノさんの出番!」
「なんでそうなるの!?」
「ボクちょっと用事あるの思い出しちゃったカノよろしくー」
「えっちょっ!?」
早口で言い切って、走り去る。
アニメでよくある恋愛フラグだよー。
これからは見物させてもらおーっと。
カノは覚悟を決めたのか、キドたちの方に歩いていく。
今、カノの目を見たら赤いだろう。