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カゲプロ 短編(?)集

第3章 遅くなりました キドさんバースデー!!


「カノ、覚えといて!
女の子は男の子が少しでもかっこよくなってたら
どきっとするからさ!」

得意顔でそんなことを言った。
それを聞いて、僕は思った。

「ユアは?」
「ん?」
「ユアはどう思う?」

ユアがんー、と考える。
しばらくすると、言った。

「ボクは、あんまり詳しくないから
何とも言えないけどー。」
「…さっきえらそうに言ってたけど。」
「あぁ、あれ?アニメから学んだ。」

…。キドに言って、ユアのアニメ好きを治してもらおう。
ユアが次の一言を言う前にそんなことを考えた。
これはいろいろとやばそうだし。

「今日のカノはかっこいいと思うよ?」
「…っ!」

さっきより可愛くで言ったので、考えていたことが吹き飛んだ。
…毒だ。目で欺ききれたかどうか心配。

「じゃーキドのとこ行こっか。」
「…はいはい。」
「あ、今アニメなんて子どもだなって思ったでしょ!?」
「思ったよ?アニメとか…!」

笑って見せる。
なんとかごまかし切れたみたいだ。
それとも、ユアが鈍感なだけなのか。…いや、そうみたいだ。
周りのカップルが同情のまなざしを向けてきた。
ほっといてくれ。
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