第3章 遅くなりました キドさんバースデー!!
カノがきれいな放物線を描きながら、
男たちの背中へと移動した。
互いに頭をぶつけて2人が気絶。
うわー…バカだ……。
しかもそのうちの1人、ボスっぽい…。
「弱いねー。」
笑いながら、1人を掴んで無造作に放り投げる。
待て待て。おかしいだろ。カノの筋力どうなってるんだ。
残った2人のうち1人に蹴りを喰らわせ、
残った1人を見る。
きゃーカノこわーいけどかっこいー…ってね。
カノの目があったらキドの声で言ってやるのに。
ちょっと残念。
でも行ったらキドに睨まれそうな気もするからやめとくか。
「くそっ!」
男その2かな?が手を振り回すが、当たらない。
相変わらずカノは笑みを浮かべたままだ。
カノが勝つか、というその時。
「きゃっ!」
「お、おい!この女がどうなってもいいのか!」
「!」
あ、キド捕まったー。
っていうか、あの人さっき仲間と自爆した人じゃん?
キドは逃げようとしているが、まぁ、キドも女子だし。
ボス的な感じの体格だとさすがに逃げらんないかー。
「キドっ!」
「カノっ危ない!」
少し油断したのか、男その2が出した右手にあたった。
少しバランスを崩す。
そこをすかさず自爆さんその2が取り押さえる。
あ、自爆さんその2っていうのはー…わかるか。
「動くなっ!」
「くっ…」
カノが組み伏せられて、悔しそうな顔をした。
対して自爆さんその1(またはボスっぽい人)はドヤ顔だ。
「さぁどうする?くそガキが。」
んーこれはピンチかな?
脳内で会議を開催する。