第3章 遅くなりました キドさんバースデー!!
<キドside>
「ん…?」
ここは…部屋?今何時だ?時計を見て、一瞬思考が止まる。
4時…?窓の外を見ると、すでに日が暮れかけていた。
「は!?」
しまった!寝すぎた!!
いつもならこんなことはないのだが、
昨日さすがに遅すぎたか…!
「あ、キドおはよー。」
「やっと起きてきたっすね。」
マリーやセトがソファーでくつろいでいた。
コノハ、ヒビヤの2人もいるが、ユアやカノなどがいない。
「カノたちはまだ寝てるのか?」
「違うと思うっすよ。…ほら、靴もないっす。」
「そうか…。」
急いでおせちを用意する。
といっても、すぐ終わる程度だ。
「おせち作っておいた。食べてみてくれ。」
「おいしそう…!」
「おせちとか久しぶりっすね。」
座って俺も一緒に食べる。
「あいつらはいったいどこに行ってるんだ…?」
「俺が起きたらもういなかったっすよ。
どっかふらふらしてるんじゃないすか?」
「カノはいいけど、
ユアちゃんとかアヤノお姉ちゃんとかは危ないと思う…。」
それは確かに言えるな…。
あの2人のことだから、どこかで迷子になってそうだ。
そのシーンを想像して、呆れた。
リアルに想像できたからな。
「大丈夫なのか、あいつら…。」
「たぶん大丈夫っすよ。」
セトがおせちを食べながら言った。