第2章 相葉くんち
顔に当たる温かい水しぶきの感触に、意識が戻り始める。
肌に触れるのは、シャワーのお湯と、雅紀くんの体温。
ゆっくりと雅紀くんの体が起き上がる。
濡れてる私の顔を掌で拭く。
その上からお湯が絶え間なく落ちてくるけど(苦笑)
雅紀 「・・・・・・シャワー浴びながらってのも、なかなかいいねー(笑)」
いつもの、ニコニコの雅紀くんの笑顔がシャワーと一緒に私に降り注ぐ。
レバーを上げて、シャワーを止める。
雅紀 「出よっか(笑)」
二人で笑いながらタオルでゴシゴシ拭き合う。
雅紀 「麻衣子、髪乾かさなきゃ!」
って、雅紀くんが私の髪をドライヤーの熱風で吹き荒らす。
麻衣子 「何でそんなに慌てて乾かすの?」
雅紀 「え?」
ニコーッて笑って。
雅紀 「次はベッドで第2試合だからね!(笑)」