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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第35章 完全無欠の模倣




笠松
「な…
(重圧でテンパッったかよ、どういうつもりだ…!?どんなてでくるにしろ、この点差ならまずじっくり慎重に攻めるべきだ!)」


葉山
「ちょっ…黄瀬のプレイを見るんならむしろ時間をかけて攻めるんじゃないのレオ姉ー!?」


実渕
「知んないわよ!
(でも確かに理解できないわ。残り39秒…万一外しでもしたら海常はキープすれば勝ち…黄瀬ちゃんで勝負に行く必要すらなくなる。ここは絶対に落とせない…その意味でも1番大事に攻めなければいけない場面で
今必要なのは気合や勢いじゃない。まるでヤケクソだわ)」



ラン&ガンでゴール下にいる木吉へとボールは回されシュートを撃とうとした。だが小堀が既にブロックに跳んでおり、止めたかと思いきや木吉は日向へパスを出した

そこで日向はスリーを撃とうとしたが、彼はブロックに跳んだ森山を見てプレイを変えた。それは予定にないプレイだった

誠凛が決めていたのはラン&ガンから木吉→日向へのパターン。この時間違いなく日向は3Pを撃つつもりだった
だがその瞬間ルーズボールを追ってベンチにぶつかった時の痛みによりタメが浅くなったことに気づき、シュートミスを直感した。ただとっさに、体が反応した



森山
「な!?」


日向
「(黄瀬!?青峰の超速ヘルプ…速…ダメだ、かわせねぇ、とられる…!!)」



ドリブルで森山を抜いた日向の前には青峰の模倣をした黄瀬が立っておりとられるかと思いきや、そこに黒子横からビッ!!とボールを弾き、火神へと回された

黄瀬はすぐに火神に追いつき彼の放ったボールに触れた。だがなんとかボールはリングを潜った



「逆転ー!!T.O明け早々得意のラン&ガンでとり返した!!誠凛執念の逆転ー!!」


火神
「よぉっしゃあ!!」


小金井
「うぉおおー!!」


笠松
「おちつけ!!まだ時間はある!!時間たっぷり使って!1本!!取れば海常の勝ちだ!!」







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