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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第20章 霧崎第一高校




相田
「(交代…!?どうゆうこと…?まさか今よりタチの悪いラフプレーをする奴とかじゃないでしょーね……それに今…)」


桜井
「4番の人が指示出したような…霧崎第一の監督はずいぶん信頼してるんですね」


今吉
「ん?ああ、ちゃうちゃう。あのオッサンはただの顧問や」


桜井
「…え?」


今吉
「何があったか知らんが…監督は去年辞めとる
今はアイツが同時に監督も兼任しとる」


桜井
「え?」


今吉
「ま、そーゆーイミでは誠凛と似とるな」



霧崎第一から先ほど起きた選手が出てきて、ボサボサの髪をまとめるためにベンチの部員へとワックスを取るよう頼んでいた

手慣れた手つきでまとめた彼の頭はおでこが見えるようになっており、眉間の少し上にあるほくろが少し印象的だった

そんな彼、瀬戸の髪型を原はありえないとかそのボタン(ほくろ)押せばいいの?とか、かぶせるのやめて的なのを言っていたが、瀬戸は見事にすべてを被せてきた
花宮はそんな彼らを見ており、冷たい目をしながら彼らを急かしていた



伊月
「ナイスリバン!」


「誠凛反撃ー!!おおお速いー!!」


木吉
「(どういうことだ…とりあえずまだ断言できないがこのC…パワー型じゃない…少なくとも、力だけならさっきの12番の方が上だ…)」



ならなぜ変えたのかと木吉が悩んでいる中、伊月は冷静な判断で火神へとパスを出した

しかしそんな彼のパスを来ることが分かっていたのかのように花宮はスティールし、日向はスティールの珍しさ故に驚いていた
そして花宮は即ドリブルでゴールまで持っていき、レイアップシュートを決めた



笠松
「電光石火で決めやがった…」


黄瀬
「あの速いパス回しをスティールするなんて…」


日向
「ドンマイ伊月!切り替えろ」



伊月と相田は不安そうな表情で花宮のことを見つめていた

その後伊月は日向へとパスを出そうとしたが同じく花宮がスティールをして原がシュートを決めた



古橋
「悪いがお前達が点を取ることはないよ」


日向
「何!?」


古橋
「お前達はもうクモの巣にはまってる。あとはジワジワなぶり殺されるだけだ」



2度も彼がやられるなんて…と相田が考えていると、古橋が少し意味深な発言を日向へしていた

彼らからは、焦りの表情が伺えた










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