第20章 霧崎第一高校
火神
「くっそあいつらァ!!」
日向
「物にあたるんじゃねーよ!」
火神
「いてっ」
小金井
「けど実際ムカつくよアイツら!!」
伊月
「木吉大丈夫か?」
木吉
「ああ、問題ない」
火神は先ほどすごく頭に来たのか、控え室に着いた途端にベンチを蹴り飛ばした
そんな彼を見た日向は彼のんびりと頭を叩き、小金井はスクイズを握りつぶしていた
伊月は木吉の心配をして話し掛けたが、彼は大丈夫だと言っていた
しかしそんな彼を見た相田は良い顔をしておらず、これ以上危なくなったら変えると決心していた
黒子
「だめですよ物を壊したら」
火神
「っせーな!!わってるよ!!つーかお前の方こそよくずっと冷静でいられんな!?…!?」
黒子
「……」
火神
「(思わずビビッちまった。マジかよ…初めて見る…ここまで怒ってる黒子は……!!)」
目に強く力をを入れている黒子はとても怒っているように見え、火神はゾクリと悪寒を感じていた
その頃霧崎第一の控え室では、黒子のドライブの突破口を見つけたと原が話していた
原
「人が消えるなんてあるわけないっしょ。タネはある。ミスディレクションってのは視線誘導のテクニックなんだろ?
つまりアイツは人間の目の動きを察知する能力に長けてるワケよ
つまり答えは、コレ」
山崎
「は!?目!?つかわかんねーよ!!カミ切れや!!」
原
「え~!?」
古橋
「あのやっかいなドライブを封じれるなら任せるさ。巣ももうすぐ出来る…
どちらにしろ後半奴らはすぐに何もできなくなる」
またその頃花宮はトイレへと行っており、手を洗っているところに青峰がだるそうにやってきた
花宮
「ん?…やあ、こんな所で会うとはね
「キセキの世代」エース、青峰大輝」
青峰
「なんだ、アンタか」
花宮
「相変わらずしつけがなってねーなー、敬語使えよ」
青峰
「つかアンタとは試合で1,2度やっただけだし…つーか相変わらずコスい試合やってんな」
花宮
「コスい?はははカンベンしてくれよ
ラフプレー(あんなもん)ただのエサだ。奴らをハメるためのな」
青峰
「ふーん…よくわかんねーけど、アンタこの試合、負けんぞ」
花宮
「…はぁ?」