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あーるじゅうはち

第16章 裏の事実


プッ

鼻声なのをばれないように、短く返事をする。

明菜 「はい。」

相手は一瞬息を呑んだ後、

拓 「わりぃ、こんな時間に。」

あぁ、拓センパイの声だ。
あんなことがあったのに、まだこの声を聴くとホッとする自分がいる。

明菜 「いえ・・・・。」

何だろう?

フられたのに、まだ、こんな電話で喜んでる私がいる。

どうにもならない、

と少し笑った。
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