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あーるじゅうはち
第16章 裏の事実
ーー回想ーー
それは、昨日の夜だった。
みゆきに電話して、すぐそのあと。
目を真っ赤にはらした私は、寝ようとベッドに腰掛けた。
その時だった。
私の携帯が、鳴った。
明菜 「?誰だろう・・・」
ぐすっと鼻をすすってからまたティッシュで目元をぬぐう。
そして、電話先を見る。
明菜 「!っ・・・・拓、セン・・・パイ・・・」
そう。
さっきまで笑って、並んで歩いて、それで、あっさり私をー・・・
フッた、大好きな、ひと。
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