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あーるじゅうはち

第28章 DTS製薬



そして、ずっと言いたかった言葉を放る。

きっと、最初で最後になる一番酷くてデリカシーに欠ける言葉。


みゆき  「アンタ、DTS製薬の息子でしょ」


それだけで爆弾にしたら十分だった。

ルイは顔を少し歪ませ、話すのも嫌だというように顔をそむけた。

心底嫌悪する父親の会社名。

それが、DTS製薬。





素晴らしいくらいにできたはなしだ。
笑みさえも浮かんでしまうくらいには。
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