過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】
第47章 『絶世の美女』と嫉妬
その様子を見たリヴァイとミケは「後は頼む」と言って
部屋から出て行ってしまった。
それじゃあ、自分も・・・と、今度こそ部屋を出ていこうとしたが、
何故かナナバに首根っこを捕まれ「手伝って」と引き戻される。
「おい、私も男なんだが・・・」
「そんなの関係無いって。
それに第三者がいた方が出来上がりを批評して貰えるじゃない?」
だったら、リヴァイやミケにも手伝いを頼めば良かったじゃないかとも思ったが、
彼らがそういう事に向いていないとナナバが言っていたのを思い出し、
ナナシは支度を手伝う事にした。