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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第44章 変態と鈍感








巨人も裸足で逃げ出しそうな
(いや、巨人は全裸で裸足だけれども)凶悪な面に、
ナナシは顔を青褪めさせる。



どうやら訓練が終わり、昼休みを取るため解散した矢先に
ナナシ達が落ちてきたらしい。

まだその場に残っていた兵士達も何事かと目を丸くしながら
ナナシ達を見ていたが、リヴァイの尋常ならざる殺気のお陰で
そそくさ退散してくれたので、その点に関してはリヴァイに
感謝したいと思う。





ぶっちゃけ、団長であるエルヴィンの奇行は
部下の目に晒すべきではないので。





慌ててやってきたナナバとミケの様子を見て、
リヴァイは「移動するぞ」とだけ言って歩き出した。




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