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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第14章 気付き始めた恋心


「……ふうん」


耳郎が意味ありげに目を細める。

「まあ、本人がそう言うなら、今はそういうことにしておこうかな」

「ちょっと、耳郎さん?」

「別にー?」

耳郎はいたずらっぽく笑い、再びお菓子へと手を伸ばした。


そんな中。
それまで静かに話を聞いていた蛙吹が、ふと口を開いた。


「でも、轟ちゃんもそうだけれど……」


全員の視線が、蛙吹へと集まる。

蛙吹はいつもの落ち着いた表情のまま、さらりと言った。


「爆豪ちゃんも、おもちちゃんのことを気にしているわよね」

「…………え?」

一瞬、時が止まった。

「……えええええっ!?」

真っ先に声を上げたのは麗日だった。

「爆豪くん!?」

「ちょ、ちょっと待って! あの爆豪!?」

芦戸が目を見開く。

「爆豪くんが!? おもちを!?」

「ええ。そう見えることがあるわ」
蛙吹は至って冷静だった。


「爆豪ちゃんは、誰にでもあんなふうに接するわけではないもの」

「確かに……」

八百万が口元に手を当て、考え込むように目を伏せた。

「林間合宿のときも、そうでしたわね」

「林間合宿?」

おもちが聞き返す。

「ええ。おもちさんが食堂からいなくなったとき、爆豪さんが後を追いかけていったような気がしますの」

その言葉を聞いた瞬間。


彼女の脳裏に、ある光景が鮮明によみがえった。
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