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先生♡ロリコンになってください♪

第22章 恋の神様♡のち・・・


後日談を話そう。

あの後すぐに、武内先生の携帯に風見先生から、帰省先の電話番号や住所が送られてきたそうだ。そして、年末には、武内先生は冬休みの期間を利用して風見先生を追いかけて出雲に旅立っていった。

その話を聞いた時、愛里沙はふーんというくらいにしか反応していなかったのが、実は僕が昨年一番嬉しかったことだったりする。

季節は巡り、三学期。僕らの小学校生活、最後の学期になった。
中学受験組もいたが、僕と愛里沙は一緒に公立の中学校に進学する事になっていた。僕としてはもちろん顔にも言葉にも出さないが、愛里沙と一緒の学校、というのはとても嬉しかった。

愛里沙はどうかな?

あの一件以来、僕らの関係が変わったか、というと、『変わったような、変わらないような』というのが正直なところだ。相変わらず、愛里沙は思いつきでめちゃくちゃするし、何かあるとすぐに「秋良!!」と僕を呼びたて、あれこれ注文をつけてくる。

そして、僕は、それに応えてしまうのだ。

小学校最後の授業があった日の放課後、僕は武内先生に呼び出された。呼ばれたのは、例の僕と先生の同盟が誕生した相談室だ。

そこで、僕は衝撃の報告を聞くことになる。

「紫藤・・・、俺、学校辞めることになったんだ」
「え!?いつ辞めるの?」
初耳だった。先生は頭を掻きながら、窓の外を見る。その目は遠くを見ているようだった。
「まだ生徒には伏せておいてもらうようにお願いしているんだけどさ。お前だけ、特別な。だって、ほら、俺等同盟じゃん。」

年度末で退職してさ・・・行くんだ、島根に。

そう言って、顔を赤らめた。
先生を辞めるわけではなく、あっちの私立小学校の教員の口を見つけた、というのだ。

なんで行くのか・・・なんて野暮なことは聞かなかった。
別にアテがないわけではないような顔をしている。なんというか・・・以前の『俺、もてねえんだよな』と言っていたときの顔と、全然違う気がした。

一言で言えば、自信がある、ように見えた。

きっと、冬休みに、なにかあったんだろう。

「そうなんですね・・・。愛里沙には?」
「だから、お前だけに言うって、言ったじゃん」

ニッと先生が笑う。
そして、ワシワシと僕の頭を大きな手で撫でてきた。

「お前たちのおかげだ」
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