好きだと気づくには、遅すぎた 【ヒロアカ 轟vs爆豪】
第2章 深夜の目撃者
「な、何すんだよ爆豪! 俺の宝物を壊すんじゃねーよ!!」
「あぁん!? テメェ、死にてぇのか!? 今すぐ吐け、その動画は何なんだよッ!!」
胸ぐらを掴みかからんばかりの爆豪に、峰田は半ばヤケクソになりながら悔しさと嫉妬を爆発させて叫んだ。
「そのまんまだよ!! 轟の奴、ずいぶん前から人気のないところにちゃんを呼び出しては、毎日のように手や口で抜いてもらってんだよ!! 俺は何度も目撃したんだからな!! 」
「…………は……?」
「しかも、ただチンコしゃぶらせらるだけじゃなくて、毎回毎回、口内射精して、精液全部飲ませてんだよ!!くそ!!どんなAVだよっ!!羨ましすぎるだろあのイケメン野郎ーーッ!!」
「………っ!!」
峰田の叫びを聞いた瞬間、爆豪の動きがピタリと止まった。
怒りと困惑、そして猛烈な不快感が混ざり合った表情で峰田を一瞥すると爆豪は激しく舌打ちを鳴らした。
「……クソがっっっ!!」
「ひっ……!」
それ以上峰田を追及することもなく、爆豪は背中から凄まじい殺気と怒りを滾らせたまま、ズカズカと荒々しい足音を立てて教室を去っていった。
一人残された峰田は、命拾いした安堵感とあまりの恐怖にガクガクと膝を震わせるのだった——。