第32章 取り調べ(2) ※
「待って!お願い、誤解しないで……」
「見られたくないものがあるな?
発言も行動も、前回赤井の話を聞いたときと比べて明らかに違った。
、自分の口で説明しろ。
僕が無理矢理暴く前に。
隠そうとされると、の意思まで疑ってしまう。」
「……言う……から、手を…離して……」
「いいから言え。何を隠してる。」
零がこわい…!
キスされたことなんか話したくなくて、零を相手にバレないことを期待した自分がバカすぎる。
隠す方が駄目だってわかってたのに、
零と話すのが久しぶりで、どれだけ察しがいいのかをもう忘れてしまっていた。
零に詰められる前に自分から言えばよかった……。
「不意打ちで……
避けられなくて……
気付いたらもう首に吸い付かれてた……」
「…………」
無言!?こわい!嘘ついてないのに!
駄目だ、まだ何かあると思ってるからだ。
「あと……キスされた………
隠したのは、その二つ……
こんなの言いたくなくて、思い出したくなかったから……隠してごめん……」
「まだ、あると思ってる。」
「もうない!本当にない!
それに、ちゃんとはっきりと断った!!
それなのにっ!断った直後に!!挑戦したくなったとか情報料とか意味わかんないことばっかり言って!本当に、私にもわけわかんない……!」
「……赤井の家に行っておいて?」