第30章 待ち人
『降谷さんが、任務中に事故にあいまして…』
「事故!?あの、怪我がひどいんですか!?」
零が連絡ができないということは、もしかすると意識がないほどの怪我なのかも知れない。
『はい…、今は東都警察病院の集中治療室にいます』
「!!? すぐに行きます!連絡をくださってありがとうございます」
『病院の受付でお待ちしています』
嘘…、嘘っ!嘘!!
集中治療室…?
そんなに危ない状態なの?
動揺して目が回り、倒れそうになったがどうにか気合いを入れて、大急ぎでタクシーを呼び、東都警察病院へ向かった。
タクシーの中で、ひたすら零が助かることを祈った。
"僕の傍を離れるな"って、言ったじゃない。
何で零が離れるの?
私……… 追いかけ回すからね、
どこまででも!!