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ずっと前から (降谷零/R18)

第29章 お見舞い


「また赤井に言い寄られてるのか」

「へ?」


「さっき“赤井のところに行く”って言ってただろ」

「えっ?いや…あの……」


「どういうことだ?」

「待って?
今は感動のお目覚めシーンだから……
泣きながら抱きしめ合うとこだからね?」


「から出した話題だ。
それに、いい雰囲気を台無しにするのはいつもだろ?」

「ごめん…、まさか聴いてると思わなくて。ははは…」


「聴こえてた。ずっと」

「えっ!?嘘っ!ぜんぶ!?私の独り言が!?」


「聴こえたり、変な夢を見たり。」

「……記憶は、ある?」


「あぁ。恐らく。僕はどのくらい寝てた?」

「二ヶ月以上……」


「悪い、心配させたな」

「本当だよ……」


そっと、零を抱きしめると、零も抱きしめ返してくれた。



すっかり忘れていて、
急いでナースコールを押した。


まさか、“赤井さん”のタイミングで反応するとは思わなかった。


ちょっと、私のことよりも赤井さんに心を動かされすぎじゃない!?!?



「、ところで睦はどうしてる?
今日は預かってもらってるのか?」



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